3週間前に投稿

愛猫ルナの腎不全 発見が遅れたのはなぜ?

2019年11月6日

この記事は約 4 分で読めます。

4.5

愛猫ルナが退院しました。
腎不全と診断され緊急入院、
皆さまにご心配をお掛けしましたが、
無事に退院致しました。

しかしながらその姿は痛々しく、
エリザベスカラーのせいで
首に変な癖が付き、極度の緊張と興奮で
瞳孔は開きっぱなしになり、
歩き方はフラフラとして、
見るに堪えない姿となって退院しました。

獣匂の絶えない病院の檻の中、
さらに自由の利かないエリザベスカラー、
過酷な状況に置いてしまったのは
わたしたち飼い主が病気の発見に遅れて
しまったからに他なりません。

なぜ?発見が遅れたのか?
そこには幾つかの落とし穴
ありました。

ある意味、ルナだったからこその
落とし穴、
ここに記しておこうと思います。

これから記する事は、
わたしたち飼い主の経験に基づく
個人的主観であり、
何がよくて何がわるいかを具体的に
言うものではありません。

※ アイキャッチ画像は愛猫 ルナの
病状の進行が遅れる事を願い祈る
わたしたちの複雑な心境を表現しました。

Eye-catch image creation by Vector Creator

尿路結石症と療法食の大きな落とし穴

若くして尿路結石症となったルナ、

尿路結石の予防は

水分をたくさんとることが重要です。
結石ができやすい場合は、
再発防止用の療法食 (維持食)を
食べること
が予防につながります。

上記から、
療法食を 5年間食べ続けたルナ、

時に療法食を飽きてしまい、
食べなくなってしまった
事もあります。

腎不全の症状

それでは、
腎不全の症状を見てみましょう。

多飲多尿

まず初めに現れるのは、
尿量の増加です。
これは腎臓での水分の再吸収が不十分になるためで、
これに伴い、飲み水の量が増えます。

脱水状態、尿毒症

腎不全が進行すると、尿量はさらに増えてしまい、
自力の飲水だけでは体の水分が補えなくなります。
この状態を脱水状態といいます。
脱水状態の進行とともに現れるのが尿毒症です。
これは腎臓から排泄できなくなった
老廃物の蓄積により起こります。

貧血

腎臓で作られる造血ホルモンの欠乏に伴い現れ、
食欲の低下を引き起こします。

結果

  1. 尿路結石症だから水を飲みなさい。
    腎不全の症状で水をたくさん飲む。
  2. 療法食を食べているから、おしっこは出るだろう。
    腎不全の症状で飲み水の量が増えると、
    匂いの少ないうすい尿が出る。
  3. 療法食、飽きたから食べたくない。
    腎不全の症状で貧血となり食欲の低下。

上記のように、

尿路結石症の予防につながる事や、
それ故の習慣が、
腎不全の症状としても現れる。

さらに
追い打ちをかけるのが、
猫は病気になって弱っていても、
それを飼い主や他の猫に
覚られないようにします。

弱みを見せると
そこにつけこまれることを
猫は知っています。

気付いた時には手遅れになっている事も多い。

これが、
わたしたち飼い主が病気発見に
遅れた結果となった要因です。

この事が全てとは思いませんが、
この記事を読んだ飼い主さまの
猫が早期発見により救われる事を
心から願っています。

腎臓病に、
これと言った予防方法はないそうです。
規則正しい生活を送っていても、
腎臓病になる猫はいるみたいですが、
良質な総合栄養食と新鮮な水を摂って、
おやつは控えめにし、
定期的な健康診断を受けることが、
まずは予防の第一歩だと言う事です。

腎不全は治せない病気

腎臓の機能の詳しくは
割愛させていただきますが、
尿を作ります。

この「尿を作る」最小単位を
ネフロンと呼びます。
腎臓にはこのネフロンがたくさんあり、
それぞれのネフロンでろ過や再吸収が
行われ尿が作られています。

ネフロンの数
40万個
80万個
ヒト200万個

ネフロンは一度障害を受けると、
その機能は回復しません。

腎臓は全体の70%が機能していなくても
残っている正常なネフロンで尿を作るため、
症状として現れません。
気付いた時にはネフロンの70~75%が壊れて
しまっていると言われています。

ルナの腎機能 血液検査結果

上チャートの結果、
入院治療5日目 (Day 5) で
IP は 5.0 で正常域、BUNは 48.4と
数値は高いが下がる期待大で、
CRE の数値が 2.87 ※と
ギリギリ軽度腎不全の域まで
下がった
結果となりました。
※ 正常域 ( 0.8-1.8 )

退院しても今後は
腎機能を低下させないために、
残っているネフロンの負担を
軽くするために食餌療法と
投薬による治療を行います。

この治療こそが
大切な猫と共に暮らせる期間を
伸ばす鍵と言えます。

今後は、
ルナと共に一日でも長く一緒にいられるに
治療を頑張ります。

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愛猫ルナの腎不全 発見が遅れたのはなぜ?