東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイトが かっこいい!
この記事は約 3 分で読めます。
「かっこいい!」と言うのは
見た目Coolとかではありません。
サイト自体は
大変見やすく分かりやすいです。

じゃあ何が「かっこいい!」のか?
GitHub(ギットハブ)で
同サイトのソースコードを公開し、
他の行政機関や開発者など、
誰でも開発に参加できる点。
オープンソースは
行政機関のサイトとしては異例なのでは?
このソースから派生したサイトは
国内のみならず
台湾や米国 サンフランシスコに及ぶ。
国内でも行政機関が制作したサイトもあれば、
有志であったり学生も携わったりしている。
ちなみに、
群馬県だけみても、
三つの派生があります。
そして行動原則が「かっこいい!」。
以下は一部抜粋したものです。情報は人に届けてこそ意味がある。
UX(ユーザエクスペリエンス)を大切にする。
- 都民の生命と健康を守るため
- 正しいデータをオープンに国内/海外の人に伝える
- 正しいものを正しく、ともに作るプロセスの効果を具体的に示す
- 都庁の人だけではなく、様々な人々とともに作る
- 市民エンジニアの貢献を歓迎する
- 情報を求める人達とともに、サイトを育てていく
エンジニアではないので、
何がすごいのかがわかりづらい
と言う方には、
東京都の対応の何がすごいのか、
以下にまとめてあります。
「新型コロナウイルス対策サイト」の何が奇跡なのか。
- 元々、役所(行政)の仕事は「会議や稟議、根回しばかりで物事が先に進まない」というイメージがあった
- そのイメージをひっくり返して、役所とは思えないスピード感で作られた(「新型コロナウイルス対策サイト」は着想から4日程度でリリースしたと思われる)
- 隠蔽体質と思われがちな役所がデータをオープンにし、誰でも(本当に誰でも)開発に参加できるようにした
- 開発の場(GitHub)に役所の権威などは持ち込まれず、誰もが善意で「サービスをもっと良くするために」貢献できる
- 役所のシステムは古臭いと思われていたが、「新型コロナウイルス対策サイト」は今どきの技術が使われていた
- 開発状況をオープンにしたことで、多くのエンジニアが無償で開発に参加した
- 日本の危機に多くのエンジニアたちが結集し、これまで磨き続けてきた技術を公に捧げた
- オープンソースの理想形がまさか「東京都(行政機関)」によって実現されるとは思わなかった
そうそう、
東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイトは、
Vue.js(Nuxt.js)で作られています。
このプロジェクトでは、
データの視覚化に
vue-chartjs でグラフ描画
しているようです。
当ブログの Vue.js 関連の記事は
こちらになります。
と、まぁ、こんな感じに
「かっこいい!」と
わたしは思うのですが、
皆さまはいかがでしょうか?
最後まで
ご高覧いただきまして
有難うございました
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません