愛猫ルナの血液再検査報告 2019/12/04
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前回の血液検査から約一か月が経ち、
去る12月4日に血液検査を行いました。
皆さまには
ご心配をおかけしておりますが、
今のところ食欲もあり、
元気に過ごしています・・・が、
時々辛そうな感じが見受けられ、
それが心配ではあります。
その検査結果ですが、
尿素窒素(BUN)の数値が
上昇していますが、
クレアチニン値(CRE)、
リン値(P)共に減少しました。
ルナの血液検査結果 | 退院時 | 検査 (前比) | 再検査 (前比) | 正常域 |
BUN-PS (mg/dl) | 48.4 | 52.1 (⤴) | 56.0 (⤴) | 17.0-35.0 |
CRE-PS (mg/dl) | 2.87 | 3.55 (⤴) | 2.80 (⤵) | 0.8-1.8 |
IP-PS (mg/dl) | 5.0 | 4.3 (⤵) | 3.0 (⤵) | 2.7-6.4 |
以下のチャートは
ルナのクレアチニン値(CRE)を
表したものです。
CanvasJS
Line Charts
Chart Theme light2
腎機能の程度と
クレアチニン値(CRE)とは相関関係にある。
Stage 3 から臨床症状があらわれる。
Stage | CRE ( mg/dl ) | 臨床症状 |
1 | <1.6 | 腎臓に異常がみられる ※1 |
2 (ルナのステージ) | 1.6-2.8 (ルナ 2.80) | 軽度の臨床症状 ※2 |
3 | 2.9-5.0 | 様々な臨床症状が全身に発現 |
4 | >5.0 | 集中治療が必要 |
※1 尿濃縮能の低下、触診における腎臓の異常など。
※2 多飲多尿など。若しくは臨床症状なし。
クレアチニン値(CRE)だけ見れば
慢性腎臓病 ステージ 2 になり、
前回の検査のステージ 3 から
oneステージダウンと
嬉しい結果なのですが、
尿素窒素(BUN)の数値上昇が
気になる所で手放しで喜べない
状況なのは確かです。
更には、ルナの場合、
合併症の貧血が気になる所です。
貧血とは、血液中の
ヘモグロビン濃度が薄まった状態をいいます。
ヘモグロビンは赤血球の中に存在します。
赤血球が酸素を運ぶ上で、
重要な役割を果たすのが
ヘモグロビン (血色素)です。
ヘモグロビンは、
体内の全ての組織が活動するために
必要な酸素を運搬する能力を担っています。
赤血球の数が少なくなったり、
赤血球の中にあるヘモグロビンが
少なくなったりすると貧血になります。
以下は、
ルナの血液検査による
ヘモグロビン値を表したものです。
ルナの血液検査結果 | 退院時 | 検査 (前比) | 再検査 (前比) | 正常域 |
Hgb (g/dL) | 6.7 | 5.4 (⤵) | 5.1 (⤵) | 10-15 |
数値が徐々に減少しているのが
非常に気になります。
腎性貧血は
腎臓から分泌される赤血球を作らせる
ホルモンの減少により
赤血球をつくる能力が低下することで、
以下のグラフでもルナの赤血球は
減少の一途をたどっています。
CanvasJS
Graphs with Secondary Axis
Chart types Column Chart
重度の貧血は、
酸素が行き渡らなくなることで、
呼吸困難を起こしたり、
臓器がダメージを受けたりするため、
命に関わります。
総評 ※ として、
腎機能は安定しているので、
腎臓病用療法食と経口治療薬の
効果が出ているのかなと思います。
ただ心配なのは貧血なので、
腎機能が多少なりとも向上した結果が
赤血球の数値上昇に繋がる事を
今後期待したいと思います。
※ あくまでも個人的見解です。
とにかく、
一日一日を大切に
今を精一杯ルナと共に
生きたいと思います。
最後まで
ご高覧いただきまして
有難うございました
ディスカッション
コメント一覧
こんばんはです。^±^ノ
ルナちゃん、寒いからなおさらきついかもしれないのですね。x±x
自分も、こたつから出たくない日々が続いておりますし。
とにかく、暖かくしてあげてくださいませね。^±^ノ
貧血、恐いですね。x±x
てくっぺさん おはようございます。
コメントありがとうございます。
ルナを心配して頂き
ありがとうございます。